流し雛と啓蟄(けいちつ)は、
春の訪れを目で知らせてくれ
る今日この頃。
三月三日の雛祭りの後水辺の
行事‘巳の日祓い’があります。
『源氏物語』須磨の巻に、三月
の最初の巳の日(上巳の日)
にお祓いが行われ、人形を舟
に乗せて海の沖合いに流す
お話があります。平安貴族たち
は、三月の巳の日に、疫病など
流行やすいと言うことで、占い師
により無病息災を祈願する行事、
人形(ひとかた)・紙・土・草・藁
などで簡単な人形(にんぎょう)
をつくり、お酒やお供物を添えて、
病気や災いを身代わりに背負って
くれますようにと、願いをこめて川
や海に流しました。これは、大祓い
の人形流しに通じる話です。また一方、そうして貴族たちの
風習はこのように農耕時期を
前にしてた、農民にも広がり
やがて、全国で行う文化に
なったようです。
二十四節気の第三。
二月節(旧暦1月後半から二月
前半)。現在広まっている定気法
では太陽黄経が345度のときで
3月6日ごろ。暦ではそれが起こる
日だが、天文学ではその瞬間と
する。平気法では冬至から5/24年
(約76.09日)後で3月8日ごろ。
期間としての意味もあり、この日
から、次の節気の春分前日まで
である。大地が温まり冬眠をして
いた虫が穴から出てくるころ。
草木も芽を吹き出します。
春の訪れを感じる。
木々の花。 道に赤く色づいた
木を見るが、何の木か?
美しい、白いモクレンの花も
見つけました。
春が来ている、風が冷たい
けれど、春がくるのを感じる
と自然に心がうかれて
楽しく元気になる!!
さあ春に向けて走りだそう。
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