熨斗あわびが、来た!!先般、
外宮前の伊勢せきやさんで、
注文した、「熨斗あわび」
ここ三年間、伊勢神宮に参拝に
いくものの、近鉄電車「伊勢市」
の駅を降りて、外宮に向かう
参道右手に、あわび専門店の
看板を上げている、「せきや」と
言うお店、いつも入りたいと思い
つつも、外宮の参拝が終わったら
そのまま、バスにのり内宮へ
移動していました。
今回の参拝では、バス移動
までの時間があり、いけました!
「熨斗あわび」は、
天照大神の大好物
と聞いております。
どんな味かな?と、購入しました!
伊勢神宮の由緒には、太古の昔、
垂仁天皇の御代、皇女の倭姫命
(やまとひめのみこと)が神宮の
鎮座すところを求めて、伊賀・近江
・美濃と各地をめぐり、伊勢国・度会
(わたらい)の宇治(うじ)の五十鈴
(いすず)川上に、こられた時、
「この神風の伊勢の国は、常世
(とこよ)の浪(なみ)の重浪(しき
なみ)の帰(き)する国なり、傍国
(かたくに)の可怜国(うましくに)
なり、この国に居らむとおもう」
『日本書紀』という大神さまのおつげ
があったので、ここが大御神のお心
に最もかなったところとしてお鎮(しず)
めになりました。その場所が今の
皇大神宮(内宮:ないくう)です。
伊勢は大和からみると太陽の昇る
東の地、常世の国(理想郷)であり、
また地理的にも山海の幸に恵まれた、
最良の地です。
伊勢神宮が鎮座の後、ご神饌(神の食事)を奉納する御饌つ国(みけつくに)
が必要となり、倭姫が志摩を巡られ国崎(くざき)において海女おべんの
差し出す鮑を食され、御神饌に奉納するように申されました。以来、
その鮑は熨斗アワビにされ、二千年の永きに渡り
奉納されて参りました。
慶事のための進物品や贈答品に添える飾りのことを熨斗と呼びます。
元来熨斗は、アワビの身を薄く削いで乾燥させ細い帯状にしたものを
赤い色紙で菱形に包み、進物品の表に添えるものでした。
「のし」が寿命を延ばす延寿に通じるだけでなく、アワビが古来より
不老長寿の食べ物とされ、伊勢神宮へ奉じる神饌の一つとして
珍重されてきたことが、日本における「熨斗あわび」の発祥です。
実際に食べてみて、思ったことは、磯の香と古来の日本の元気の源と
感じました。美味しく頂きました!
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