大好きな祝詞に『天地一切清浄祓』
という祝詞がある。それは、その名
の通り、天と地と内外(人)を浄化
清める祝詞であります。
祝詞の中の天の七曜九曜二十八宿
を清め、、とある。
七曜九曜(しちようきゅうよう)は、
宿曜道(すくようどう)にも出てくる
平安時代に空海が、インド、中国
から持ち帰った、占星術の一つと
なる。
七曜は、北斗七星とも言われ、
火・水・木・金・土の五行に日・月
を加える。さらに、羅睺(らごう)
計都(けいと)と日食、月食をひき
おこす時を入れた。九曜が、ある。
一方の二十八宿は、何か?
二十八宿の星座は四つの方角
の七宿ごとにまとめられ、その
繋げられた形は四つの聖獣の姿
に見たてられ、東方青龍・北方玄武
・西方白虎・南方朱雀の四象(四神
あるいは四陸ともいう)に分けられた。
つまり、天を見上げた時に一年間に
おいて、東西南北四方に見える星
をまとめる。一年間の時間と四方の
空間をまとめている。
天=時間と空間と宇宙をすべて
含んでいる。
それら天を浄化、清めるのである。
また、地の神三十六神を清める。
内外清浄として、家内三宝大荒神
を清め、六根清浄として、其の身
罪穢れを清める。
自分を取り囲む、宇宙、天を清め
自分を支える地の神三十六神を
清め、自分のもっとも近い、家の
内外を守って頂いている、三宝
さん大荒神さんを清め、そして
自分の魂を守ってくれている身
それの六根をすべて、清める。
そして、神から、宇宙から頂い
た、本来の自分自身が浮かび
上がり、一日が始まるのである。
寝る前、朝起きた時に、是非この祝詞をあげて、
清めたいものである。
そんな今日は、新たに祝詞勉強会が、東京の原宿で始まる。自分が長年続けて
きた祝詞を身近なものとして、勉強していきたい。楽しい会として続けていきたい
と思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿