最初が肝心
いよいよ四月を迎えます。易経の中で、
「初六、霜を履(ふ)みて堅氷(けんぴょう)至る」
と言う言葉があります。
初霜を履む季節がくれば、やがて堅い氷が張る厳寒の季節が到来する
ように、小さな悪事を見逃せば、やがて大きな悪事に至る。
最初が肝心であるよ、、注意をしっかりとするように
と教えてくれます。
同じように、小さいな良いことを続けることがやがて大きな良い事に
なることも教えてくれています。
積善之家 必有余慶
(せきぜんのいえ かならずよけいあり)と読む。
これは、先祖代々陰徳を積み上げてきた家は、必ず幸福が子孫
までおよびますよ。
余慶、あまりあまるほどの慶事(よいこと)が、訪れるのは、
子孫までに慶事が続くことを言う。
最初が肝心である。
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