2014年3月3日月曜日

感謝する心

昨日、品川神社の氏子総代の行事  
で、遷宮後の外宮において古殿地
拝観という、遷宮により新しくなった
ご社殿の横にある古いご社殿の中
を拝観する行事に参加させて頂き
ました。

その移動バスの中で見た、遷宮紹介
ビデオですごく心に刺さった感動
のシーンがありました!
                               
それは、
「日本人の感謝する心」            
です。

ビデオの中で、遷宮の為に、新しく
ご社殿を建てる神事、「御杣始祭」が、
紹介されていました。長野県木曽郡
上松町の木曾谷国有林で、厳かに
斎行され、祭典に続いて、皇大神宮、
豊受大神宮の御神体をお納めする
御樋代(みひしろ)を奉製は、古式
に則り斧で伐採されました。

伐採された後、杣夫(そまふ:
きこりの方)が、皆さん、ヘル
メットを脱いで、斧を置き、
切り倒した巨木の梢を取り、
切り株の真ん中に梢を挿して、        
手を合わしているシーン

そのシーンを見たときに、感動で胸が震え
ました。日本人は、これだ!と思いました。
大きな木を切り倒し、その根を残し、切り
倒した巨木から、梢をとり、切り株に挿す。
ヘルメットを取って、手を合わせるのです。
遷宮のご社殿に木の中の部分は、使わせ
頂きます、根を残しますので、また、大きく
成長して下さい。ありがとうございます。
と祈りを込めていると思います。

感謝、自然に感謝して、人間は生か
せて貰っているのだと思います。
植物、野菜、果物、肉、魚、水、お米
すべてに、感謝をして、命を貰い、
「いただきます。」と感謝を述べて、生かさ
れているのだと思います。
本当に、感動しました。

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