10か月前、品川高輪のうちのブライ
ダルサロンにご相談ががありますと、
新郎様お一人で訪れられました。
その方の年は私に近い四十代の方、
お客様「この度、結婚をすることに
なりました、つきましては、結婚式を
子供の頃からお世話になっている
氏神様にお願いをしたいのです。」
川辺「おめでとうございます。私ども
は何をお手伝いすればよろしいで
すか?」
お客様「神前式に必要な道具を
お願いしたいのですが、、、」
川辺「????道具? 道具と
いうか祭祀、神前式に必要な物を
我々は、持っておりませんが、、三献の儀に必要な大中小の盃と御神酒を入れる
長柄銚子、提子(ながえちょうし、ひさげ)の代わりになりそうなものであれば、、」
この男性一人でご来店されたお客様とその後ずっと話をしていくと、どうもやっと
決まった結婚式において、子供の頃からお世話になっている神社の神職に
結婚式をお願いしたい、、だが、参列ゲストの人数が200人おり、実家の方では
人数の入る会場がなく、都内のホテルにおいて披露宴を行うことになった、、
どうにかして、その神職様だけに来て頂いて結婚式の儀を奉仕して頂きたいが
あまりにも遠くて、道具が運べない、、というご相談でした。
弊社は衣装やカメラ、ヘアメイク着付けなどをご用意する会社で、と話をしてみた
ところでご理解されないので、一度そのご神職様にご挨拶に上がりますと話、
神社に訪問した。
神職の方と話をして理解したのが、子供の頃から新郎のお世話をしていると
いうよりも、新郎様のお父様の葬儀を神葬祭をお手伝いをしたら、すごく仲良くなり
友人のような、家を行き来するような仲になった。しかし私は、神社勤めの人間
都内でお手伝いするには、神職もう一人いないと奉仕が難しい、、、と
なり、それを聞いた、私は、道具の話から、神職の数の話となり、、、
神前式をご希望のお客様の気持ちがとても嬉しくどうにか手伝いたいと
考えていた私は、思わず、「わかりました、わたくし川辺が神職としてお手伝い
をさせて頂き、祭祀道具も運びましょう」となりました。
新郎の結婚式の夢が、仲良くなったあの神職の方に結婚式を奉仕して欲しいと
いうこと、なんとか良い結婚式になるように、心をこめてお手伝いしたいと
思います。
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