2013年11月7日木曜日

酉の市と熊手について

11月になると、弊社の新宿店の周りが、花園神社の酉の市でにぎわいます。
酉の市ってなんだ?
                         
そこで、調べてみると、

鷲神社は、日本武尊
(やまとたけるのみこ
と)を祀り、武運長久
開運、商売繁盛の
神として信仰される

大鳥大社(大阪府堺)
鷲神社の本社。

鷲宮神社の祭神は、
天穂日命、武夷鳥命
大己貴命である。
日本武尊が東征の
際、花畑の大鷲神社
で戦勝を祈願したと
される

これにちなみ、日本武尊が
亡くなった日とされる11月の
酉の日(鷲宮神社では12月の    
初酉の日)には大酉祭が行わ
れる。また、浅草・鷲神社の
社伝では、日本武尊が鷲神社
に戦勝のお礼参りをしたのが
11月の酉の日であり、その際、
社前の松に武具の熊手を立て
掛けたことから、大酉祭を行い、
熊手を縁起物とするとしている。

酉の市は、十一月の酉の日に   
行われる。鷲(大鳥)神社の
祭札。酉の日は十二日に一回
回ってくるので、十一月もたい
てい二回となるが、三回つまり
三の酉まである年は火事が
多いといわれる。             

この酉の日は、福を掻き込むという意味
からお多福面、千両箱、大福帳などを
付けた熊手が縁起物として売られる。

現在は、開運の神として、とくに客商売
や料理やなどの信仰をあつめているが、
もとは武道守護の神として武士の信仰
をあつめていた。
武具の熊手
長い柄の先に熊の手を模した鉄製の爪
をつけたもので、平安時代末期より武器
として使用された。敵を引っ掛けて倒した
り、馬上から引きずり下ろしたりするなど
の目的で用いられた。

『保元物語』に、矢で穴が開いて沈没した
舟の仲間を熊手で引き上げて助ける場面
があり、海戦では敵船を引きつけるための
武具としてだけでなく、救助具としての役割
(活用法)も見られる。

日本武尊と大鳥の神話、そして酉の日、また、
戦勝祈願した鷲宮神社と商売繁盛、熊手で、
かき集める、鷲掴み(わしつかみ)など、
日本の文化の変遷、神話は、面白い。

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