結婚式の最後に読む、新婦からの手紙。 いつも感動の渦を巻くのは、両親への感謝の
気持ちである。 それは、手紙を聞きながら自分自身の父や母を思い、自分自身の
親への感謝の念もどんどんと湧いてくるのもあり、涙する。
その涙や感謝の気持ちは、温かく会場全体を一つにしてくれる。
昨日、千葉中條塾の先輩から、便りを頂いた。 その他よりの中に、連絡事項の他、
「孝行」の『孝』について、教えて頂いた内容を紹介したい。
以下手紙文の紹介~
『孝』というのは、「土にノ」と「子」の
合一を表現しているそうです。
「土にノ」は、『老』のことであり
先祖とすれば「子」は子孫、
天心は、和にあり。
和とは生成の元でありますから、
天心を神授し、人心は和を宗とし
これを生涯規範として
古聖は「孝」の字を創出し
教えを垂れているのだと愚考
します。
三種の神器の鏡も円つまり和
玉も球つまり和、共に儒学に
おける知、仁を具象化し、
これを顕現するにわざわいと
なる邪心(己の中の邪心)を
斬る剣、勇を具象化していると
思います。
~以上が、頂いた手紙の抜粋。
まさに、『孝行』を積むことが、
『感謝』を伝えることが、
『和を大切にすることが、
日本人の心である。
最後に、中條先生に頂いた
言葉も紹介する。
『積善之家 必有余慶』
積善の家には、必ず余慶有り。
善い事(親孝行)をする家には、
必ず沢山の慶び事が有りますよ。
と言う意味。
日本人として、「家」を大切に、祖先、親を大切にし、
『和を尊し』、『親孝行』、『感謝の念』で
これらかも『絆』をずっと造り続けたい。
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