2013年11月18日月曜日

太陰太陽暦は一年354日。そして太陽暦は、一年365日。その差は、11日もある。

昨日は、千葉中條塾で、中條先生のご自宅にお迎えに行き、千葉木更津に到着した頃には、もう月が、出ていた。時刻は16時50分頃。 月は、ずいぶんと低くちょうど目線にまん丸と見えた。「ずいぶんと、日が短くなりました。」と先生に申し上げると、「そうだね、、それにしても昔の人は、不思議に思っただろうね、月が丸から、どんどんと陰り、形が変化していくのだから。」

確かに、そうだと思った。また、昔の今頃からの夜は長いのだから、月を見上げたり、読書をしたんだろうと考えた。

易経を勉強していると、冬至をスタートとして考える。『太陰暦』に出会う。旧暦や新暦と、よく言うが、その基準である、太陰暦と太陽暦に興味を持ったので、調べてみた。日本の旧暦と言うのは、それぞれを合わせ持った、『太陰太陽暦』である。

太陰暦は、月の朔望にあわせて、暦月の1ヶ月を約29.53日(29日 or 30日)として、1年を約354.367日としています。 季節の移り変わりは太陽の周期によるので1年約365.242日のため、太陰暦をそのまま使い続けていると、1年につき約11日、3年で約33日(約1ヶ月分)、暦と季節がずれてしまいます。 そこで、3年に約1回、19年に7回、閏月をいれることで、暦と季節のずれを調整したものが太陰太陽暦です。

したがって、太陰太陽暦は1年         
が、約354日で、19年のうち7年
は閏年で1年が約384日となり
ます。

太陰太陽暦では、19年で235ヶ月
となります。
(12ヶ月×19年+7ヶ月=235ヶ月)。
朔望月 29.530589日×235
=6939.688415日
太陽年 365.242194日×19
=6939.601686日
太陰太陽暦の235ヶ月と19太陽年がほぼ
同じながさになるので、暦と季節のずれは19年単位でほぼ解消されます。

太陰暦は、月の動き、月の動きは、海の潮の満ち引きと同じ動き。太陰暦は、農暦とも言われ、農業、作物の成長にとても基準としてあいます。日本だけでなく、中国、東南アジアなど農作の国は、基準として来ました。「イスラム教」の断食、「ラマダン」も太陰暦で暦を基準に行います。月の動きは、人間の女性の月経にも動きがあい、生命の誕生の神秘を感じます。
易経の基準は、冬至の日です。 陰陽消長の一年では、この冬至、春分の日、夏至、秋分の日を一つの基準に使います。

二十四節気は、太陰太陽暦の
「太陽暦の要素」にあたります。
二十四節気は、現在は太陽の
黄道360度を24等分したもの
(360÷24=15度)です。

立春(1月節)・雨水(1月中)
啓蟄(2月節)・春分(2月中)
清明(3月節)・穀雨(3月中)        
立夏(4月節)・小満(4月中)
芒種(5月節)・夏至(5月中)
小暑(6月節)・大暑(6月中)
立秋(7月節)・処暑(7月中)
白露(8月節)・秋分(8月中)
寒露(9月節)・霜降(9月中)
立冬(10月節)・小雪(10月中)
大雪(11月節)・冬至(11月中)
小寒(12月節)・大寒(12月中)

七夕を含め、五節句やお盆などは本来は旧暦のものです。
しかし、旧暦と新暦では1年の長さが違うため、旧暦と新暦の日付の対応は毎年かわります


旧暦は、冬至を基準に作られ、冬至が子月朔日と
なること(朔旦冬至)が理想とされています。

作暦の基準は二至二分で、冬至11月、春分2月、夏至5月、秋分8月になるように設定されています。結果的に立春前後が1月になりますが、優先順位としては冬至が11月1日になることが第一

太陰暦で、3月3日桃の節句、5月5日のこいのぼり、7月7日の七夕、9月9日の重陽を迎えると、季節感がもっと出ていたように思います。
毎日の月の動きや太陽の動きを観察して、暦を作った先人は、すごいなと思う。一年間を過ごし、移りゆく季節、そして節句などの行事で季節を楽しみ、「節」を考えた昔の日本人は、自然と共に生きてきたのだとしみじみと思う。日本と言うこの美しい国、「文化」をもっと世界に知って頂こう。



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