偕老洞穴の海綿 |
ます。昔は、結納品にも使わ
れた、偕老洞穴(かいろうどう
けつ)この写真の海綿の中に
小さい海老が入り込み、
そして雌雄のつがいとなり、
共に成長します。共に生活を
し、生涯一緒にいます。
海底1000mぐらい深海にすむ
カイロウドウケツ科の六放海
綿類の一群。単体で円筒状。
胃腔中にドウケツエビがすみ
多く雄雌一対が共にいること
からこのエビに「偕老同穴」
の名がつき、のち海綿の名
となる。
『偕老(かいろう)』(詩経に
も読まれる)
夫婦が仲良く共に老いる
まで連れ添うこと。
「偕老洞穴」生きては、
共に老い、死しては同じ
穴に葬られる意。
夫婦が仲睦まじく連れ添う
こと。
夫婦仲睦まじいのは、鶴や
鳳凰も有名です。
鶴や鳳凰も、つがいになったら
一生添い遂げると言われてい
ます。その理由から、結婚式
の際の着物の柄に良く吉祥
模様として使用されます。
また、鶴は千年、亀は万年
と長寿でめでたいことの
象徴でもあります。
鳳凰は想像上の鳥で、聖天子の
出現とともに現れるとされます。
鳳はオス、凰はメス
を指します。
日本では平等院鳳凰堂や金閣寺
の屋根の鳳凰像が有名です。
鳳凰堂の像は現在の一万円札
の裏側にもあります。
鳳凰は、「平安」と言う意味もあり
夫婦円満な家庭を築くという
思いも含めて、衣装としてお召
になると良いです。
今日、11月22日、いい夫婦
の日に、結婚式を迎えられる
ご夫婦、是非とも一生涯の
伴侶と温かい家庭を築いて
ください。
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