中條塾の教えで私の
大切にしている言葉。
風吹不動天辺月
雪壓難摧澗底松
(普燈録)
風吹けども動ぜず、
天辺の月
雪壓(お)せども
摧(くだ)け難し
澗底(かんてい)の松
風が吹くと地上の草木は
すぐにざわざわと揺れ騒ぐ。
天空の雲も風にあおられ形を
変えて流れ去る。だが天上の
月だけはどんな風が吹こうと
動ずることもなく、何処に
吹く風とばかり無心にして
輝く。
また、雪が降り積もれば、多くの草木はしおれたり、おしつぶされてしまうが、谷あいの厳しい環境の中で生え育った松は大雪にもびくりともせず、緑あざやかにして、また無心に松声を吟じている。
我々人間もこのように、どんな逆境、困難に会おうとも、決して負けることのない強い信念と意思を持って、乗り切って行こう!
『必ず乗り切れる。』
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