2013年11月27日水曜日

日本産農作物のブランド化に「四条流庖丁道」のお力を

日本産農作物のブランドとしては、     
「コシヒカリ」、「アキタコマチ」
「フジ」などは、すでに海外に通じる
国際ブランドの農作物である。
TPP:環太平洋戦略的経済連携協定
は、どのよう
に日本の農業に影響するのか? 
私の周りの農家の方はかなり
感心が高い。

海外から安い農作物が輸入されて、
日本の農業はだめになるのでないか、
と言う心配が、多い一方、アジアや
東南アジアの富裕層に対して日本
の良い、質の高い野菜を輸出しよう       
と計画されているところもある。
その質の良い日本の野菜や果物に
格付けしようという考え方が、ある。

その野菜などの格付けに天皇家の
台所と言われた、四条流包丁道
に権威を頂くと言う所もある。
農業の生産者から、お客様目線の
物作りに感動した。

四条流庖丁道は、平安時代から始まると伝えられる日本料理の流派である。

庖丁道(庖丁式)とは料理に関する作法・故実や調理法などを最も
頻用する調理器具の庖丁で象徴した呼び名である。町時代後期、四条流の大意をまとめた料理書として『四条流庖丁書』が書かれている。奥書に「長享三年(1489年)二月下旬多治見備後守貞賢在判」とあり、この時期に成立したと思われる。四条流庖丁式の次第が記述され、俎の名所・寸法などから記載が始まり、続いて具体的な料理法や、・膳の飾り方なども記載されており、当時の日本料理の素材や調理法を知る上で貴重な史料となっている。雁の皮煎・潮煎、カマボコ、鳥(雉)の焼き物・刺身、エビの舟盛り、このわた、鯛の潮煮、クラゲの和え物など、多彩な料理が紹介されている。また、四条流では刺身に添えるわさびと塩は接して並べる、酢も添えるべき……など興味深い記述も多い。花鰹の使用も記されており、当時から利用されていることが分かる。

四条流の庖丁儀式とされる、巧みな庖丁さばきによる荘厳な技術披露が現在でも継承され、行われている。藤原山蔭が鯉をさばいて以来の伝統と言われる技法を烏帽子・直垂をまとった姿で再現し、庖丁と真魚箸(まなばし)のみを用いて、鯉・鯛・鰹などの素材に一切手を触れることなくさばいていくもので、各地の神事などで奉納されることがある

日本人の文化の奥深さに感動を覚えます。
日本ブランドを世界に広げていきたいですね。

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