2014年6月1日日曜日

葉室賴昭(はむろよりあき)先生の話

大阪國學院の卒業生で、
春日大社の宮司であられた
故人葉室先生は、沢山の本
を執筆されているが、その中
でも、今日は日本人が、神道と
共に歩んで来た心を紹介します。

すべてを否定せず、
受け入れ、対立せず、
共生していく。神が、
自然が喜ぶことをす
ば恵みが頂ける。
日本人はこの神道の
考え方に込められた
清く赤き心を一燈とし
て提げ、歴史を歩んで
きた。だが、この一燈
かすんでいないか。
二十一世紀を迎える
いまこそ、清く赤き心
を蘇らせ、さらに高く
提げなけばならない。  


「神が、自然が喜ぶことをすれば恵みが
頂ける。」と言う神道の考え方を日本人
は、大切にしてきた。と言うのは、
本当にそうだと思う。
         

葉室宮司は、元々医者の出身の先生で、
神、宇宙と人間の関係を独特な捉え方で
話を書いているので、ご紹介する。

地球には、酸素のない時期があった。
三十八億年前、その酸素の無い地球に
生物は生きていた。人間の傷口が治る
仕組みの中で、この宇宙観がとても
神秘的なのである。それは、酸素の有る
仕組みから酸素のない仕組みに循環
することによぅって、傷は治るのである。

人間は傷を負うと出血する。出血を止め
ようとして血管が収縮する。そこには
酸素が無い状態になる。通常、そこで細胞
は、死に腐ると考えるのが普通ですが、
そうではない。酸素がなかった三十億年前
の仕組み戻って細胞は生き、傷は治る。
するとまた、細胞は、酸素がある仕組みに
戻るのである。

人間の体の仕組みと宇宙の仕組みが
同じだということ、宇宙は絶妙なバランスで
成り立っている。体もまたバランスなので
ある。神=宇宙=人間の体の図式が、
なんともすごい!!

この医者の立場において、神を感じるのは、
我欲の願いはしない
神様喜ばせることに
心を傾け、神様に喜ん頂くことで、その恵み
を頂くいう神道の境地通じるものがある。
人間が神になり仏になることを通じて、日本人は
祖先崇拝を培い、高めていくことにもなった。

このような、「神様に喜んで頂くことをする。」と
いう、昔からの日本人が大切にしてきた、神仏の
考え方をもう一度教育するには、各家庭において、
お母さんが、お父さんが、神仏、ご先祖に手を
合わせて感謝する。生かされているありがたさを
そういう形で、子供に伝える。必要がある

神、仏、先祖に感謝する。その心が培われると、
おのずといまは子供に対して知識だけを教え、
知恵を伝えていないことに気づくはず、
知識だけでやろうとすると命は衰える。
知恵は生きていく力であり、命である。

『感謝する心』を親が子に伝えるもっとも
大事なバトンである。





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