仮名遣いについて、最近読んだ本
「そもそも片仮名は僧侶たちが記録
用に考案した記号である。これに
対して平仮名は万葉仮名を崩して
用ゐたものだ。」
そうなのか!
だから、戦前の小学校では、始めに
片仮名を習い、次いで平仮名を勉強
する順番に意味があった。
僧侶が、お経を読む際に、読誦な
がら、先達が読み上げるものを、
記録した時に、用いた、記号が、
片仮名、、、、すごい! 納得!
スピードの速い読誦で、耳で覚えな
がら、さっと、メモのように記号で、
使った。
それに対して、平仮名は、万葉仮名
を崩して作られた。
この右のような、ひらがなの出来た
漢字から、変化したような図は、
小学校の教科書にもあったように
思う。
そもそも、漢文で読んでいた、時代
から、考えると平仮名や片仮名は、
その音読を補強するような、便利な
ものとして、使われていた。
私たちは、それを、逆に平仮名を
学び、片仮名を学び、漢字を学びとしていくのと、勉強する順番が、違う
のだ、、現代の我々のような「勉強」として、大学に進むため、受験の為に
してきた勉強とまた、違うのである。
武家の子供が、孫子や論語を何度も音読して、空で覚え、言えるようになる。
漢文を読む、そこには、志があって、武将として、自分も家の長、養うものが
あるのだという強い使命感に燃えて、勉強したのだと思う。
話は、それてしまったが、国語、日本語の勉強を再度やり直ししたいと
考える。1300年以上も前から話されている、言葉、日本語、その美しさと
深さは、時間はかかるであろうが、追求する内容である。
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