ご先祖に結婚を報告する仏前式
和婚として、最近少しづつ増えて
いるのが、仏前式。
仏前結婚の意義は、「二人の結婚
は生まれる以前から因縁づけられ
ていた」という主旨で行われ、仏前
で夫婦の誓いをして祖先に報告し、
その因縁を仏に感謝することにある。
今回お手伝いする、芝の増上寺の
結婚式の式次第で説明をすると、
新郎新婦が、入堂されてまず始めに、
ご先祖並びに阿弥陀如来様に、二人
から、献花と焼香をします。新郎様
白い花5本、新婦様赤い花2本献花
します。そして、中央に進み、祭司
(式師)様を待ちます。
ご先祖への報告。
ここまでが、仏前式の最も大事な
ところで、ここからは、日本古式に
基づき、三三九度へ進みます。
三三九度とは新郎新婦がともに
お酒 を飲み交わすことで固く縁を
結び、結婚を誓い合う儀式です。
平安時代頃から行われていると
されます。
大きさの異なる大中小
の盃には、それぞれ
意味が込められており
ます。
一番初めに頂く小盃は、
過去を表し、新郎新婦の
めぐり合わせを先祖に
感謝する意味が込めら
れ、次の中盃は現在を
表し、二人がこれら末永く力を合せて生きていくとの
意味が込められ、最後の大盃は、未来を表し、未来
の一家の安泰と子孫繁栄の願いを込めています。
そして、指輪交換、親族固めの盃を交わし、終了となります。
最後に再度、阿弥陀如来様の前に行き、礼をします。その際に、
天井より、花ビラが舞ってきます!この花が綺麗です。
感動の良い結婚式になりますように、、、
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