2014年5月30日金曜日

安岡正篤先生の傳家寶(でんかほう)

私の大好きな言葉が、机を整理
していたら、出てきました。
安岡正篤先生の傳家寶(でんか
ほう:家の宝として傳つたえる。)

十年前頃か? 勉強した頃は
良く理解できなかったこの言葉
今は、本当に身に沁み渡る。
すごく、ズシンと来る言葉です。


一。我が幸福は祖先
   の遺恵。子孫の
   禍福は、我が平生の所行にある。

二。平生己を省み、過ちを改め、事理を正し、
  恩義を厚くすべし。百薬も一心の安きに如かず。

三。良からぬ習慣に狎(な)れるべからず。
  人生は、習慣の織物と心得るべし。

四。成功は常に苦心の日に在り。
  敗事は多く得意の時に因(よ)ることを覚るべし。

五。事の前に在りては怠惰、事に当たっては
  疎忽(そこつ)、事の後に於いては安逸
  (あんいつ)。是れ百事、成らざる所以
  (ゆえん)なり。天才も要するに勤勉あり。

六。用意周到なれば機に臨んで惑うことなし、
  信心積善すれば、変に遭うて恐るることなし。

七。不振の精神、頽廃(たいはい)せる生活の
  上には、何ものをも建設する能わず。
  永久の計は一念の微(び)にあり。

努力、それも正しい努力を続けること、人生は習慣の織物。
良い習慣を続けることが、大切。
本当に、真面目にコツコツと成長したいと思います。

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