商売をやっていく中で、社長と言うのは、
なかなか孤独で難しいもの、
その中で、大事は、
『着眼大局、着手小局』
大局は、マーケティングであり、
時流をつかむことであり、俯瞰
な立場から、市場の心をつかむ
こと。これが、恕であり、
忖度(そんたく)につながる。
中條先生的に言うと、「相手を
立てると蔵が建つ」になります。
アサヒのスーパードライを開発
するにあたり、それまでは、
ビールは、ラガーとして、キリン
のラガービールが、市場を独占
して、市場の70%は、キリンラガ
ーで、アサヒは、市場のマーケット
は、9%しかシェアがなく、
一緒に分裂したサッポロビールが
12%、その他9%の時代。
GHQが、大日本麦酒を財閥分割として、
アサヒとサッポロビールに分割した1947年。
アサヒは、どうにかして、キリンを抜きたく、編み出したのが、生ビール。 絶対に生ビールが
美味しいと思っていたが、それでは保存がきかないから、ビールを60度のお湯に通して、ラガーとしたそのビールよりもビールの研究者は生を飲んでいた。
この本当に美味しいものを市場が求めている、これが「マーケットイン」。アサヒビールは、
見事に、このスーパードライと言う、生ビールで、市場において、ビールのマーケットの
60%のシェアを取る、キリンを抜くのである。 中條先生いわく、これが、主導の位置を取る
ことだよ。 市場を味方につけて、みんなの飲みたいビールを売ったから、首位になれた
商売は、やはり変動するマーケットをつかみ、大衆の意見を入れて商売することが
王道だよ。と教えて頂いた。
着眼大局 着手小局大事な言葉です。
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