昨日の打合せで、12月上旬
の庭園の木の落葉樹の状態
を知りたいと、昨年のお客様
のお写真を一緒に探しました
結婚式においての自分の
着物選び、お食事会場選び
そして、その時の瞬間の
窓から見える景色や、お庭
の状態を知っておきたい
のだな、、とお客様のおもて
なしの心に動かされ一緒に
なり、探しました。
日本は、本当にこの四季の
変化が美しいですね。この四季には、其々の季節を司る女神様が、
いらっしゃり、その神様のおはたらきで、季節の移ろいがあると考え
られていました。
春の神様は、佐保姫様。春が来るのは佐保姫様のおはたらきによる
と考えられていました。
佐保姫の 糸染め掛くる 青柳を 吹きなみだりそ 春の山風
佐保姫が青々と染めた美しい糸が柳に掛けてある。春の山風が吹くと
糸が乱れて、佐保姫が困るからしばらく吹かないでおくれ。
という意味の和歌です。
夏は、筒姫、秋は竜田姫、冬は白姫のお力によります。
千早(ちはや)ぶる 神代(かみよ)もきかず 竜田川(たつたがは)
から紅(くれなゐ)に 水くくるとは
不思議なことが多くあったという神の世の頃にだって聞いたことがない。
竜田川(大和川)のきれいな紅葉が、流れる水を鮮やかな赤色の
絞り染めにするなんて。
と云う意味です。
竜田姫(たつたひめ)は日本の秋の神様です。別称・龍田比売神。
竜田山の神霊で元々は風神になります。
五行説では西は秋に通じ、平城京の西に位置する竜田山
(現在の奈良県生駒郡三郷町の西方)の神霊が、秋の女神
としての神格を持ったものです。
本当に、これから紅葉の美しい季節になります。
竜田姫のおはたらきで、良い秋、綺麗な秋が訪れます。
楽しみですね、、
今日も頑張ります!
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