昨日は、高尾に住む叔父
の家に泊まりに行きました。
二期制の中学校の秋休み
という事もあり、長男、三
男も一緒に久し振りに家
族の旅行です。
高尾の叔父叔母は、家内
の母方妹で、関東に唯一
の私達夫婦の親戚です。
我々二人が核家族で、
子供三人を育てて来た
中での心の支えでもあり
、私達の結婚前には、
ご挨拶にも行く、親戚の
中では、有名な方でした。
叔父の家は、高尾山の
麓にあり、昨日の朝の
空気は、すごく清々しい
最高の場所にあります。
仕込みのお弁当は、
叔母の焼きそば、、
リックに背負って、出発
まだ、蝉が鳴く程の
気温が30度にもなる
暑い日でしたが、標高
599mの高尾山からの
眺めは最高でした、
遠くに、富士山が少し
見えました。
高尾山の山頂付近には、
高尾山薬王院があり、正式名称
「高尾山薬王院有喜寺」は今から
1260余年前の天平16年(744)
に、聖武天皇の勅令により東国
鎮守の祈願寺として、高僧行基
菩薩により開山されました。
薬王院の名は創建当初、薬師
如来をご本尊とした事に由来
します。現在は真言宗智山派の
大本山として「成田山新勝寺」
「川崎大師平間寺」「高尾山
薬王院」が三大本山とされます。
山登りをしながら、考えたのは
山からのエネルギーを感じ、
頂ける事でした。
小石や岩肌が見える、山道を
歩くと、足の下から、ズンズン
と力を頂き。
登り道に並ぶ、杉や檜、山の
樹々と様々な、植物に囲まれ、
その緑のエネルギーに包まれ、
横を流れる小川からの水の
せせらぎ、琵琶滝や蛇滝の
近くに行くと、その音と、漂う
冷気は、背筋が伸びる。
これら全てが山の力であり、
人間を超えた「上」なのです。
「上」、自然の恵と畏敬の念
が、目に見えない、言葉を
発しない、山への感謝と
なります。
修験道の方々が、「六根清浄」
と声に出しながら、山を登って
おられるのも理解出来ます。
人間の身体は、この世の借り
物。
この身体の「六根」目、鼻、
口、耳、体(手)、意(頭で
考える心)から入ってくる
もの全てを、清めて頂く。
この世の世界においての
「色」として、接する全ての
ものを浄化して、本来の魂
、自分自身の心を鍛える。
大地、国津神から頂いた、身体(六根)を、山、大自然のエネルギーで、
清め、天津神から頂いた、魂、心、「本来の私」を向上させる。
日常の仕事や経験、体験、全ては、「六根」を使って実践し、
その出来上がった価値、だけが魂に残る。
良き経験、良き考えが、「徳」となって魂に蓄積されて、この「徳」だけが
あの世に持っていける。また、この思いは、次の世代に繋ぐことができる。
山登りは、山は、色々と教えてくれる。
さあ、今日も元気にこの溜め込んだエネルギーを沢山の幸せな家族を作る
お手伝いに使うのである。
張り切って行こう!
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