結婚式の鏡開きの際、乾杯
は、鏡開きにて開いたお酒
を升に入れて、乾杯するの
が、人気です。
この升、辞書においては、
度量衡(どりょうこう)の器
とされている。
升は、調べてみると色々な
所で出てくる。
一つは、「升掻き(ますかき)
棒」と言って、升を分量測る
という意味では、その升に
入った、お米等を擦り切り
するための棒。
『日本永代蔵』を読んでい
ると、「八十八の升掻き」
と出てくる。何か?と
調べると、升掻き棒を、
長寿の祝いに、お米に
関係する八十八歳の方に
竹を切ってもらい、升掻き
棒として、頂くと縁起が良い
とされた。
お米を測り、米を炊く際には
計量カップで量るので、升は使わな
くなり、日常生活においてもなかなか
見なくなった。でも升は、益々(ます
ます)繁盛に繋がり縁起が良いとも
されている。
升掻きは、斗掻き=概(とかき)とも
同義とされている。また、升掻きは、
升掛(ますかけ)に繋がり、あの
手相の中においての升掛筋に
通じて、長寿の手相とのこと。
この升掛筋は、実は、私にもある
ので、、長寿は、嬉しい話である。
色んな縁起の良い話は、楽しいし
また、伝承として伝えて行きたい
と思う。
升、升掻き、斗掻き、概、面白い。
今日は、秋晴れ!頑張ります。
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