2014年10月16日木曜日

升掻き(ますかき)

結婚式の鏡開きの際、乾杯
は、鏡開きにて開いたお酒
を升に入れて、乾杯するの
が、人気です。

この升、辞書においては、
度量衡(どりょうこう)の器
とされている。

升は、調べてみると色々な
所で出てくる。

一つは、「升掻き(ますかき)
棒」と言って、升を分量測る
という意味では、その升に
入った、お米等を擦り切り
するための棒。

『日本永代蔵』を読んでい
ると、「八十八の升掻き」
と出てくる。何か?と
調べると、升掻き棒を、
長寿の祝いに、お米に
関係する八十八歳の方に
竹を切ってもらい、升掻き
棒として、頂くと縁起が良い
とされた。

お米を測り、米を炊く際には
計量カップで量るので、升は使わな
くなり、日常生活においてもなかなか
見なくなった。でも升は、益々(ます
ます)繁盛に繋がり縁起が良いとも
されている。

升掻きは、斗掻き=概(とかき)とも
同義とされている。また、升掻きは、
升掛(ますかけ)に繋がり、あの
手相の中においての升掛筋に
通じて、長寿の手相とのこと。

この升掛筋は、実は、私にもある
ので、、長寿は、嬉しい話である。

色んな縁起の良い話は、楽しいし
また、伝承として伝えて行きたい
と思う。

升、升掻き、斗掻き、概、面白い。

今日は、秋晴れ!頑張ります。

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