先日、銀座の加賀屋さんにて
治部煮を食べました。
和食も懐石料理、会席料理
と色々とあるなかに、金沢の
加賀料理と言うのは、しっか
りとおもてなし料理として、
関東に根ざしているように、
以前より思っておりました。
それは、江戸時代の参勤交代
の際に、加賀の前田藩が、
江戸と金沢に行ききする中
武家家来も一緒に移動する
その方々を郷土料理にて
ねぎらった歴史があるよう
です。
有名な加賀料理屋さんで
品川、新宿、お台場にある、
大志満(おおしま)さん
赤坂にある、浅田さん
どちらで食事をしても、
共通して出てくるのが、
治部煮(ぢぶに)です。
この治部煮が私は、大好
きで、その素朴な味が
とても良く、身体も温まり
ほっとする味です。
治部煮には、やはり、鴨肉!
切りにして小麦粉をまぶし、
だし汁に醤油、砂糖、みりん、酒をあわせたもので鴨肉、麩、
しいたけ、青菜を煮てできると料理本に書いてありました。
肉にまぶした粉がうまみを閉じ込めると同時に汁にとろみを
つける、このとろみが好きなのかもしれませんそして、薬味にわさび。
戦国時代の加賀の前田藩は、豊臣秀吉の時代の影響から、京料理
に、金沢の海の幸、山の幸の食材でおもてなしをしたと聞きます。
そして、江戸時代になり、参勤交代の影響から、今度は、関東の食文化
が入り込み、お正月のお雑煮のお餅も、関西風の丸餅と、関東風の
角餅が、家々の歴史で混ざっているようです。
加賀料理、大好きな和食です。
さあ、今日は、11月22日、いい夫婦の日です。
頑張ります!
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