2014年11月16日日曜日

元亨利貞(げんこうりてい)

易経のもっとも大切な四徳
元亨利貞(げんこうりてい)
この言葉は、すごく好きな
ので、今日は、この言葉に
ついて書きます。

元(げん)は、「もと」とも言うように、
万物の良き始まり。善の長。大。
大いに。

亨(こう)は、万物の長。亨は、もと
もとは、煮炊きする器の形で、
万物が喜び、出会い、成長する
事であり、上下の心が、通じる。
通る。すらすらと事が運ぶこと。

利(り)は、宜。よろしきにかなう
こと。また、「利は、義の和なり。」
正義、大義を積み上げたものが、
利。

貞(てい)は、根幹。正固。正しい
ことを固く守る意。正しくして変わらないこと。

この元亨利貞(げんこうりてい)を備え持っているのが、乾為天(けんいてん)
であり、乾(けん)とも言う。 「乾(けん)は健(けん)なり」

これこそが、宇宙間にあますところなく行き渡っている大元気!
万物を発生させ、それを養い育てる大元気を「天」という。

乾(けん)は、元(おお)いに亨(とお)る、貞(ただ)しきに利(よろ)し。

私の大好きな言葉である。
商売をしているのは、利益を求めるというよりも、義を求める
「義」、正義、大義というが、固く考えることなく、人間が生きてく中で
良いものを、ずーーと続けること、それを積み上がることが、
義の和となり、利益をもたらす。 会社でいうと、日頃をより言っている、

「仕事を通じて、人間を磨く!」

真心を持って仕事をすることが、人間としての成長を頂ける。
その義の和が、「利」、利益になる。

元、社長が、元気に笑顔で、明るくエネルギー発し、そのエネルギーで
上下の会社内の空気を良くし、亨(とおる)、皆社員が、仲良く、気持ちが
通じ合う、お互いの思いやりが出る。「仁」(じん)の空気を作り出す。
社長は、元、太陽のように365日休むことなく、エネルギーを出し続ける
のである。

さあ、今日も頑張ろう!

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