2014年11月8日土曜日

万事研修

易の一番最初に出てくる卦
「乾為天」この卦は、陽の卦
で、努力して登りつめ、傲慢
になって下っていく、物語。

その中で、飛龍の時、登り
詰めた時中において、少し
でも傲慢になることをせず
に全ての事、あらゆる経験
あるゆる出会い、あらゆる
現象が、人生における研修、
自分の血となり肉となる
大切な出来事と教えてくれ
ている部分がある。

大空高く飛龍して、大地に慈雨を施す龍のように天下を治めている
のは、その地位に驕る(おごる)ことなく、万事研修と心得て、常に
自戒(じかい)しているのである。

この『大人(たいじん)』と言うのが、「万事研修」すべてが、教えてくれる
と書いている。

・天と地の道を踏み外すことなく、人の道を全うする人徳を備える。
・日月星辰(じつげつせいじん)の明智と歩を合わせて判断する。
・季節の循環に従う。
・御先祖様や神々と吉凶(きっきょう)禍福(かふく)を共にする。

自分の周りにおこる様々なこと、現在の時空の横の繋がりもあれば、
御先祖から大切にして伝えられる縦の繋がりもある。

すべてが、大切な縁と乗り越えることのできる壁と理解して、自分の運命
天命を信じてチャレンジ、乗り越える。

まだまだ、飛龍の時期をむかえることは、出来てはいないが、
日々の努力を重ね、登って行きたい。

さあ、今日もがんばります!

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