古事記の続きになります、
天地開闢の続きから、最後に
尊い夫婦の神、伊邪那岐と
伊邪那美が、現れ、
有名な、国生み神生みを
始めます。
良く、明治天皇御製の和歌
などに、「大八島」は、この
国生みにて誕生した、日本
の国を表しています。
国生みを終えて、神生み、
山や川、風、水戸(みなと)
の神などをどんどんと誕生
させて、最後に火の神を
お生みになり、伊邪那美の
神は、陰部を焼かれて苦し
みます。その苦しみの中か
ら大事な神々が誕生します。
伊邪那美の苦しみから生まれた神々
① 嘔吐の中から生まれた、金山比古神、つぎに金山比売神
② 糞の中からうまれた、波邇夜須比古神、つぎに波邇夜須比売神
③ 尿の中からうまれた、弥都波能売神、つぎに和久産巣日神
こられの神々は、農業に大変に大切な神々です
①は、農業に大事なスキやクワを作るのに必要な鉱山の神
②は、農作物に必要な土の神
③は、農作物に必要な水の神 になります。
これらの神々の前提にして生まれたのが、豊宇気比売神(とようけびめのかみ)
つまり、伊勢の外宮の御祭神、豊受大神となります。豊受大神は、食物(農作物)
の神です。農作物を食するとき、伊邪那美の神の表現であると思えば、
とても尊い気持ちになり、食事に対して一層大切な思いが出てきます。
伊邪那岐、伊邪那美の神々のお生みになった神々が、我々の周りには
沢山あり、八百万の神々として、おられるのです。
何事にも、感謝を持って、謙虚に生きることが大事と教えてくれます。
古事記の物語は、心の中に落ちて、広がります、
さあ今日も秋晴れ!がんばります。
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