2014年11月6日木曜日

住吉大社

子供の頃よく、母や家族で
参拝に行った、住吉大社。

大阪の南の方にあり、大阪
の総鎮守であり、総氏神、
摂津国の一の宮として栄え
た神社です。

今朝は、ふと住吉大社さん、
「すみよしさん」について、
書きたいと思います。

昔は、大阪の天王寺から
チチン電車(路面電車)に
乗って、ゆらゆらと日曜日
の天気のポカポカする日
にお参りに行きました。 母と行くと、参拝には、15社回るのです、
今思い起こすと、、第三の宮から、第四、第二、第一の宮と周り
そこから、摂社、末社のお参りに行っていました。
つまり、母の大好きな、若宮八幡宮、千年くすのきさん、芸能つまり
ウチであれば、良いドレスのデザインが浮かぶように、浅沢社の
弁天様に、大歳社さん、おいとしぼし社さん、と一度住吉大社の
敷地から外に出て、再び、敷地にかえり、

五大力さん、海龍社、楠くん社、楠高社、伊勢内宮さん
すべて参拝します。
子供の役割は、その一社、一社に一緒にお参りに行き、日本酒を
お供えして、お供え物のお菓子や煎餅を置くのです。
(子供は、それをお下がりとして、おやつに貰うのが楽しみでした。)
それともう一つは、ローソクです。全部で四ヶ所ぐらいある
ローソク立てに、お父さん、お母さん、徹、尚子、友之、泰三と、家族の
ローソクを立てる、火を付けるのも、仕事の一つでした。

各社に周り、お供えをして、手を合わせて一生懸命にお祈りしている
母の横顔は、今だに思い出せる程、手を合わせ、真剣にお祈りして
いたのだと思います。

住吉大社のある上町台地のすぐ西、現在の東大阪や八尾は、
古くは河内湖という内海だったらしいです。そしてここは外海の
大阪湾と水位差が開きやすく、水の難所であったらしく、
それが、「難波(なにわ)」の語源となったらしいです。
だから、海の海上安全を守護する住吉大社の信仰は、この地域の
土壌には根ざすわけです。

海上安全以外に、お稲荷さんも多く摂社にあり、大阪の商売人は、
商売繁盛の祈願をする神社として人気があるんだと思います。

大阪に帰り、住吉大社に参拝に行きたくなりました。

学生時代は、大阪に帰る度一人、よく参拝させて頂きました。
神社の思い出、家族の思い出は、懐かしくまた元気にしてくれます。


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