「ハナコ世代」ってご存知ですか?
あの人気雑誌『Hanako』の世代
つまり、ハナコが創刊された。
1988年の世代(1988年の頃
(社会人になる世代23~29才で、
独身であるが故に、消費マーケット
のターゲット層として同じような
消費動向をするくくり)
のことになります。世代としては、
約5年スパンとして、マーケティング
では、区切られますので、1988年
に働き盛りだった世代
1959年~65年
生まれ2014年現在
49才~55才の世代を
主にハナコ世代と呼びます。(マーケティング会社伊藤忠ファッション
システム調べ)私は、少し年齢が下ですがよく、学生時代に銀座を歩くと
あの木村屋のパン屋の並びの本屋さんに、Hanakoが山積みされて
置かれていました。
あの平成元年頃のバブル期は、『Hanako』のコンセプト通りに、
「お金も暇もある27才社会人が、週一回レストランで食事をし、
月一回コンサートへ行き、年一回海外旅行をする」自宅から会社に
通うから、もらった給料は全部使う!
という感じの世代。『ワンランク上』の商品を競って持つ。
だから、シャネルのバックを買うなら、3~4割安くかえるから、シンガポールや
香港に買い物に行く!という感じの時代。このハナコ世代。
この世代の方が、現在母となり、娘さんがやはり、『ハナコジュニア世代』と
呼ばれている、1987年~1992年生まれの世代。
2014年現在は、22才~27才になっている!!
まさに、結婚適齢期になります。
この世代の特徴として
1.話題の店に並ぶの同じだが、これまでと違うのは、目的が自分の満足
にあるのではなく、話題の店に行った自分をSNSで
発信して自慢することにある点。
人気スイーツには派手な色で写真ばえがするという
共通項がある。
2.『コスパ(費用対効果)』を意識した堅実な消費者
でものある。いいものを長く使いたいと考える傾向もある。
3.もはやしつこい接客はわずらわしい。ひところもてはや
されたカリスマ店員の存在は希薄になり、ファッションのお手本
といえば、ネットにアップされている一般人の
コーディネイトアプリになっている。
ハナコ世代とハナコジュニア世代、親子の関係でありながらも、育った
環境、生活で、消費動向や考え方、物への接し方が違うのは、
面白い傾向です。
我々商品開発をする人間としては、「夢のある、
そして付加価値の高い商品」の開発が必要となる。
コストパフォーマンスのある商品。
これらを意識して商品開発したいと思います。
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