麻雀は、しますか?
家内の実家は、「休みの日は
家族麻雀の日」とご両親とも
ニコニコと我々夫婦の帰りを
待って頂いております。
夕刻になると、子供達を早く
床につかせる為に、夕飯の
支度、お風呂の準備、
お布団の準備を進めて
行きます。
全ての準備を進めて、凡そ
午後8時過ぎ頃からスタート
します。
「麻雀」の存在を知ったのは、小学校四年生ぐらいです。当時の父は、良く
会社近くの雀荘にて麻雀をしていました。それこそ、接待麻雀、得意先や
また社員さんとコミュニケーションとして、麻雀をしていました。
すると、夜7時過ぎになると、自宅に電話がかかって来ます。
「タバコー」その電話を母が受けて、私が、近くのタバコ屋に行き
タバコを雀荘にいる父に、「キャスター」、や「チェリー」、「セブンスター」
(後で考えると、タバコは、40才で辞めた父ですから、銘柄の変化が、
辞めていく為に、キツイたばこから、軽いものへと変化していました。)
届けるのです。
子供の私は、タバコの煙マミレの部屋に、子供の背の上ぐらいが、真っ白
になっている部屋に入り父にタバコを届けます、男性ばかりで、ジャラジャラ
となっている空間は、子供ながらすごく違和感のある、でもなにか、ドキドキ
する場所でした、日頃本当に夜なっても帰らない父に会うのは、自宅よりも
この雀荘で会った方が、多かったとも思うくらい、、
麻雀のエピソードは、いつもこのタバコを持って行った事を思い出します。
実際、私が麻雀を覚えたのは、大学時代、友人に教えてもらい、当時の一人
ぐらしのアパートには、いつも麻雀をする友達が集まっていました。
最初は、コタツに敷くマットも、麻雀パイもすべて友達が持ってきて
くれていましたが、ある日、「ヤクマン」、初めて「四暗刻(スーアンコ)」を
出してから、その勝利においての賞金で、私自身が、麻雀パイとマットを
購入し、そこからは本当に麻雀にハマっていました。
父は、「麻雀の卓を囲むこの四人の空間は、
小宇宙である。」とよく言っていました。
ここまでの域には、私は行きませんでしたが、徹夜での麻雀は、
何回もしました。朝方フラフラになりながら、本牧ふ頭のラーメン屋さんに
行くのです。ニンニクたっぷりのラーメンを食べて朝日が眩しいなーーと
思いながら、アパートに帰る。
麻雀は、盲牌(もうぱい)とも言うべき、指先で、牌(パイ)の柄を当てる
程、指先を使うゲーム、高齢者には、ピッタリのリハビリにもなる
ゲームと思います。限られた牌でありながら、相手が、どのような
仕上がりを考えているのかを想像し、その中から自分はどのように
持っていくかを考える。思い通りに進む時、顔の表情にそれを
少しも出さずに、進めていけるように、相手の心理を読む
まさに、小宇宙。 人の思いが捜索する、めぐる、小宇宙。
楽しい、家族麻雀でした。
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