2014年4月7日月曜日

千木(ちぎ)と鰹木(かつおぎ)

今回の4月13日に行います、祝詞   
勉強会において、「伊勢内宮神前
祝詞」と「稲荷大神秘文」を勉強
します。その伊勢内宮神前祝詞
の中に、『比木(ひぎ)高知りて』
とできてきます。
別にある、「伊勢外宮神前祝詞」
では、『千木(ちぎ)高知りて』と
出来てきます。

この比木と千木の違いは、何か
を調べてみたのですが、なかなか
答えが出てこない。唯一の違い
は、内宮の千木は、先を水平に        
切り落とされている、内削ぎと
呼ばれて、女千木(めちぎ)とも
呼ばれています。
成程、「内宮」から「内」削ぎと
考えるとわかりやすい。

一方、千木と祝詞に出てくる、
外宮は、外削ぎで切り立って
いる。そして、男千木(おちぎ)と
も呼ぶ。

この話から、千木の形を見たら       
神社の主祭神の神様が、女の
神様、男の神様と見分ける事が
出来る。とも言う。

ただ、内宮の天照皇大御神は、
女性神であるが、外宮の豊受
皇大神も女性神であることに、
謎がある。

千木の話とよく一緒に話に出るのが、鰹木(かつおぎ)である。千木は屋根
の両端で交叉させた部材であり、鰹木は屋根の上に棟に直角になるように
何本か平行して並べた部材である。

内宮は、10本、外宮は、9本ありこれもまた、偶数の数が、女の神様、
奇数が、男の神様の主祭神と言われている。

祝詞の中に出てくるこの比木と千木、今後とも研究していきたい。

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