2014年4月2日水曜日

大切な物作り

大切な物作り、私は、大阪谷町の  
出身です。大阪谷町というエリア
は、昭和の初期頃から繊維の街
として、大きくなりました。少し坂を
下ると本町、本町には繊維でも
糸、化学繊維、毛織物の街と
なる。

谷町は、繊維でもアパレル紳士
服の製造卸会社が集まって
いたエリア。昔は、300社は、
アパレルが並んでいた場所。
今は、本当に数社しか残っていない。

私の実家は、紳士服礼服の             
アパレル、母は、そこから派生
してウエディングドレスの製造
アパレルとなった、今は弟、
妹がその後を継ぐ。

そんな物作りを見てきた私に
とってとても刺激的なディス
プレーにであった!!

新宿伊勢丹のディスプレー
グッチである。
実際に今年の春夏物の絵を
画いている工程や、竹に火を
入れて、有名なバンブーを              
作っている所、靴のグッチの
マークの金属細工の所など、
物作りの人間がワクワクする
ディスプレーだった。

子供の頃から、実家において、
ウエディングドレスのビーズを
一つ一つ手で付けている所や
レースをヒートカットしてドレス
のレースとして使用したり、
染色の鍋に付けて生地を染色
したりしているところを見てきた
私には、とても神聖で興奮する
ディスプレーである。

また紳士服では、釦ホールを
作るミシンや釦を×の模様に
付けて、釦の根巻きを三回半
回すとか、物作りには、沢山の
工程があり、こだわりがあるの
である。生地選び、型紙、縫製、
服の中の芯地、裏地、肩パット、
ラペルのステッチ、ポケット、
ポケットの角を丸くするなどの
デザインまで、本当にディテール
に細工、他の服との違いを出す。

あまりにもその物作りを綺麗に
表現されているディスプレーに
とても興奮した。 グッチは、日本
上陸50年らしい。たいしたものである。

神道と同じく、日本の物作りも大切にして、日本人でないと作れない、紳士服を
こだわり続けて、メイドインジャパンを続けてほしい!!

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