2014年4月6日日曜日

日本の神話

昨日、午前中は、新人研修を        
行いました。私の担当は、もちろん
神社と和婚の話です。

まずは、日本の神話について、
神社にとって、神道にとって、日本
人にとって「日本の神話」は、とても
大切です。大戦後のGHQの占領
下において、日本の国語の教科書
からなくなってしまったのが、日本
の神話です。
なんとなく、私たちの世代は、
おじいちゃんやおばあちゃんに、
子供の頃に寝る前のひと時、神話を
聞かされて寝たように思います。          

「天の岩戸(あめのいわと)」の話や
「因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)」
「八岐大蛇(やまたのおろち)」や
「ヤマトタケル」の物語」は、日本人と
して知っておいて欲しいという気持ち
もあり、いつも新人研修では、話を
します。
これらの神話があって、古事記が
あって、日本の国が出来てきた歴史
や日本人の道徳観を知るのです。

「神様は、いらっしゃる、いつも我々        
を守ってくださる、見て下さる」と思う
事を日本人は、大切にして、秩序を
守り真面目に努力を続けてきた、
神様と自然と共存共栄してきた
民族なのだと思います。

和婚の仕事に携わり、色々な
神社に訪問させて頂くようになり、
神社のそれぞれの主祭神やご
神徳を学ぶ事はとても大切な事です。

『古代ローマ帝国が、
なぜ滅んだのか?』
という話があります。
起源前27年から約500年続いた           
ローマ帝国、軍事が強く、どんどん
と国土を広げていったあのローマ。
ローマが滅んだ理由は、三つある。
一つは、あまりにも平和な物が
余る時代が続き、人々は、心より
も金ばかりに夢中になった。
二つは、あまりにも豊な国では、
夢が無くなった。
三つは、平和が続き過ぎ、
自分達国家の歴史を忘れて
しまい、感謝がなくなった。

と言われています。自分達の国の歴史は、神話から
始まり、現代まで続くのです。 我々世代が、
この神話を次の世代に伝え、日本人が大切に
してきた日本の国の誕生の話、歴史、道徳心を
残していかなければなりません。

私の会社の社員は、ほぼ女性、将来皆母親となります。その日本の母親を
お預かりしているのだと思いながら、社員教育をしているつもりです。
将来の日本人を生み育ててくれる大切なお母さん!是非、神話を大切に
して欲しいと思います。

そんな、昨日は、新人研修において、日本の神話を学びました。


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