賀茂別雷神社の立砂(たてずな)
4月19日ちょうど、一週間前に
行った、京都の賀茂別雷神社の
細殿(拝殿)の前にあった、二つ
の盛砂が、今だに頭から離れず
何を意味するのかを興味を持ち
調べてみた。
飲食店などで、よく、店先、玄関
の左右に綺麗に円錐の塩を盛っ
ている。この盛塩の意義は、
大きく二つに分けられる。
一、人寄せの為の縁起担ぎとして
の盛り塩
二、神事・葬送儀礼としてのお清
めの塩。又神に捧げる神聖な
供え物としての塩
この盛塩に近いのか? 神社の
立て札には、下記の通り書いて
あります。
立砂(たてずな) 盛砂(もりずな)
とも云い、「たつ」とは神様のご
出現に由来した言葉であり神代
の昔ご祭神が最初に降臨された
本殿の後2kmにある円錐形の
美しい形の神山(こうやま)に因ん
だもので一種の神籬(ひもろぎ)
即ち神様が降りられる憑代
(よりしろ:依代)である。
鬼門・裏鬼門にお砂を撒き清め
るのは、此の立砂の信仰が起源
で「清めのお砂」の始まりである。
とあります。なるほど、調べて行く
と確かに鬼門にむかって、この
立砂は、あります。
立砂の頂きに松の葉が、立てられ
細殿向かって、左が、三本の葉、
右が、二本の葉の松葉が立てられ
、陰と陽の一対になっている。
陰陽の考えや、方位、二十八宿
などを守る考え方や方違いを以て
良くなるように、鬼門を避ける、
守る考え方は、興味深く、研究し
て実践していくのは、とても勉強に
なるのである。
世界文化遺産である、日本京都の
賀茂別雷神社(上賀茂神社)さん
是非、このゴールデンウィークに
参拝してみては、如何でしょうか?
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