2014年9月4日木曜日

国常立命


昨日は、神社大好き!
の友人と古事記の
神様の話、全国どこ
の神社が好きかとか、
どの神様が好きか
などの話で盛り上
がりました。

「九州宮崎鵜戸
神宮が好き」とか、
「天宇受売命様が
好き」とか、
「どうして天照大
御神は女性の
神様なの?」
とか、「茨木県に
は、好きな神社が一杯あります」とか、「子供の名前は浅間神社さんで付けて
もらった」とか、、神社が大好きな気持ちの伝わる、すごく勉強になる、楽しい会でした。

私が、最近考えていたのは、
「禊行の際に、国常立命様に力を借りるのは、なぜか?」と言うこと
でした。(この話は、昨日はしませんでしたが、、、昨日の会の続きを
一人していたら、昨日話しをしていない事に気付きました。)

『日本書紀』・天地開闢の段に、最初に現れる神は、

国常立命(くにのとこたちのみこと)の神


ここは、古事記とはまた異る点には、なります。
天地誕生の際、最初に現れてた神様、国常立命。

大地の神様から我々は、この身体を頂いている事を感じます。

その事は、「自然の惠=滝」を身体に受けると感じます

身体が、水=自然にかえり、自分自身である霊(たましい)だけが
浮かびあがります。その瞬間に、感謝が生まれるのです。
この世に生かされている感謝、生きている感謝、このことを気付かせて
くださる感謝なのです。

『日本書紀』の天地開闢の段のところ、
古、天地未だ剖(わか)ず、陰陽(メヲ)分かれざるとき渾沌(マロガレ)
たること鶏子(とりのこ)の如く、くくもりて牙(きざし)を含めリ。
時に天地の中に一物(ひとつもの)生まれリ、状葦牙(かたちあしかび)
の如し。便ち為りませる神を国常立命とまをす。

稲荷大神秘文という祝詞の中で国常立命から豊受大神、
宇迦之御魂大神へと繋がりが、説かれます。

その国常立命の力をお借りして、禊において邪を切り、
清らかな身体に神の御稜威を頂きます。

地に立ち山の息吹を体いっぱいに頂き、清らかな緑のエネルギーを
吸い込み、鳥船に導かれ、御滝へ、

感謝一杯の心で頂くのです。

国常立命様、沢山のエネルギーを頂ける、
大好きな神様です。

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