2014年9月12日金曜日

忠信篤敬

先日の易の勉強は、火山旅、

山を宿と捉え、山火事の時
に、火が転々と移動していく
様を 「旅」と表現している。

「旅」が、意味するのは、
知らない土地、知り合い
のいない場所において、
どのようにして、自分
信用を作り上げるのか。

「経営」においては、まっ
たく異なった環境で育った
人間を どのように束ねて
社員の心を一つにして、
導いていくのか。
と似ているのだと思う。 

この「火山旅」という、「易の場面」において、先生が教えて下さった論語の言葉。

「言忠信、行篤敬」(げんちゅうしん、こうとくけい)

孔子の弟子 子張が、ある日、孔子に聞きました、
「どうしたら自分の意志が社会に受けいれられ、実現されるか」

孔子が答えた。
「言葉が忠信であり、行ないが篤敬であるならば、良し」 つまり、

日頃の言葉に誠実さがあり、行いに真心があれば

野蛮国においても、思い通りのことが行なわれるであろうし、もしそうで
なければ、自分の郷里においても何ひとつ行なわれるものではない。」

『忠信篤敬』の四字が、立っている時には眼のまえにちらつき、
車に腰をおろしている時には、ながえの先の横木に、ぶらさがって
見えるというぐらいに、片時もそれを忘れないようになって、
はじめて自分の意志を社会に実現することができるのだ。

経営において、その立場を使って、上からの命令において、
人を動かそうと思っていてもなかなか人は思い通りに動いて
くれない。

その自分の発する言葉が、いかに謙虚で、誠実さがあり、
忠信、心の中を、思いを夢を描くことができ、相手を信じて
思いを伝えることができるのか。

そしてその発した言動や夢に向かっての自分自身の行動は
どのような方向に向かっているのか、篤い思いの積極的な
行動、敬意を持っての人との接し方のように行動として
現すことができているのか。

自分の思いを伝えたい人々に、接し、忠信に話かけ、
篤敬をもって行動して行くことが大事である。

経営者として、日頃の言葉、行動、を常に、意識する事、
座右の銘として、この「忠信篤敬」を実践していきます。

爽やかな朝!!
今日も明るく、楽しく、元気よく! 頑張ります。


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