おこせよ、梅の花、主無し
とて、春を忘るな』
菅原道真が、京都から、九州の大宰府
に左遷されるとき、道真の愛した庭の
梅の花に別れを惜しんで詠んだ歌。
後に庭の梅木が道真を追って大宰府
に飛んできた、という「飛梅伝説」が
ある。京都を想い、大好きな梅の花の
香りを表現した詩です。
この『梅の香』、昨日の節分祭の日、
品川神社で、なるほど!これが
「梅の香」かと体験をしました。
ご社殿の前の紅梅、
参道途中の白梅
そして、参道の階段右上の
蝋梅(ろうばい)と思われる梅の
花より柔らかい、優しい、花の香りが
した。香りから、本当に、春を感じるん
だなと思いました。
昨日の節分祭が終わり、いよいよこれ
で、立春!春が来るんだ!と梅の
優しいで香りで思いました。特に、
昨日の日中の気温は、高く穏やかで
気持ちの良い日でした。
まじかで見た梅の花は、桜とは、また
違った花の付き方をして、可愛い花
だとも思いました。
梅の花にちなんだ話。昔、母の田舎
伊勢で、親戚の叔父さんに教えて
もらった、、、、
本来は「桃栗三年柿八年」で一つ。
「物事は簡単にうまくいくものではなく、
一人前になるには地道な努力と忍耐
が必要だ」という教訓でもあるこの言
葉。柿は8年かーーと思いながらも、
美味しくて甘かった柿のその種を
小学校の頃、家の食卓で発砲ケース
に植えて、少し大きくなって、屋上で
すこし広い土に植えかえて、8年育て
て、ちょうど良いぐらいになった時、
なかなか実を付けなかった。
少しして、やっと柿の実が成った!と
思ったら、なぜか渋柿で、くやしかった
のを思い出す。
品川神社の梅、今週が、紅梅、
来週白梅が、見ごろと思いました。
是非近くに、行かれたら、参拝と
一緒に梅の香を匂ってほしい。
香を嗅ぐでなく、『匂う』と言う
のに、日本の美しさを感じます。
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