2014年2月27日木曜日

直会(なおらい)と神人共食

直会(なおらい)をして欲しい!
前回1月に行いました、良縁祈願参拝
と祝詞勉強会の後のアンケート用紙に、
『次回は、直会をして欲しい』と言う
コメントを頂きました。
直会(なおらい)って言葉を御存じな
んだと言う驚きと、よし次回4月13日
勉強会は、「直会」を企画しようと決心
しました。

この直会って何でしょうか?『神道事典』
によると、祭における酒宴行事のこと。
一般には祭典終了後、神饌を下げて
それを戴く宴会と理解されているが、
直会は祭典を構成する一つの行事である
大祭式、中祭式、小祭式いずれの祭祀に
おいても直会行事を行うことが定められる。
 

称徳天皇の宣命に「今日は新嘗の猶良比     
(なおらい)の豊の明聞しめす日に在り」と
いう表現が見える。大嘗祭、新嘗祭の後に
「猶良比」が行われ、これが豊明節会(とよ
あかりのせちえ)と呼ばれ、ここで白酒・
黒酒を群臣に賜っている。
ナオライの「ナオル」と言う語は、直日神 
(なおひ)の直と関係があると考える説も
ある。すなわち神祭の終わった後、座を
かえて直日神を祭ることが本義で、神祭
における種々のあやまちを正す儀である
と解するのである。

ナホルは「食膳に向かって着座する」意
で、アフは「一同会する」意であるとする
説も出されている。                   

神饌には、古くから神の出現・降臨を願
い、神をもてなし、しばしば
神人共食つまり神と人が
共に食事をするというのが
日本の祭りの特徴とされる。

酒、水、塩、穀類、草実、蔬菜類、鳥獣
魚介類など、人が採取し作りうる最高の
ものを、最上に飾り付けて備えられた
と考えられる。

日本人のこの直会の神人共食とも
相嘗とも言う考え方が、本当に美しい
と思う。
三三九度の儀の際、お酒が、神の
御魂が入り、御神酒(御魂酒オミキ)
になり、それを新郎新婦が戴くことに
より、見えない糸で縫い合わされる。
契りが結ばれる。神の恩賴(みたまの
ふゆ)を戴く。この考え方がとても
日本人は、神々と一緒に共に、
生きてきたんだなーーとご先祖からの
考え方に感動する時です。

直会やります!!平成26年4月13日、芝東照宮においての、良縁祈願参拝と
祝詞勉強会の後、近くのレストランにて行います。是非、参加してください。
今回は、伊勢内宮神前祝詞と稲荷大神秘文を勉強します。
いよいよ、天の神、地の神を味方につけて、運気をアップしていきます。
宜しくお願いいtします。

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