2013年10月2日水曜日

本日伊勢の遷宮です! 遷宮にまつわる句。 源実朝、松尾芭蕉。

いよいよ本日伊勢の遷宮です!         
夜八時に内宮にて行われます。

昨日の十月一日の月参りにて神社で
頂きました、『生命の言葉』には、
「神風や朝日の宮の宮遷り 
 かげのどかなる世にこそ有りけれ」

と源実朝みなもとさねともの歌を
頂きました。

伊勢神宮の御遷宮があり、太陽の
光がのどかにさす世であることだ。

上記のように、源実朝さんが、
遷宮の時期を歌にお読みになって
いるのが、すごいと思います。
歴史年表を見ていると、
ちょうど、
第二十八回遷宮1209年(承元三年)
内宮この時は、土御門天皇
1211年(建暦元年)
外宮この時は、順徳天皇
のように、当時は、内宮、外宮と
2回していたのですね。

また、松尾芭蕉の句には、

たふとさに
  みなおしあひぬ
     御遷宮

この時は、
第四十六回遷宮1689年(元禄二年)
東山天皇の時代。
内宮が、9月10日
外宮が、9月13日
である。
『おくのほそ道』の旅を終えた芭蕉は、
『泊船集』の中で、内宮の遷宮が終わって
いたので、外宮の遷宮を拝したと残っています。

また、この揚出句の季語は、
『御遷宮』である。
すごい!

この日本の歴史は、脈々と続いている継続性にまた、日本人が
その気持ちを、神への気持ちを持ち続けていることが、美しいと
本当に感動しました。

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