2014年1月6日月曜日

門松と松かざり

正月の挨拶回りをしていると        
すごく目につくのがやはり、
正月に歳神様を迎える
『門松』だ。 色んな種類
のものがあるが、この松
に神様が宿ったことを
感じる、瑞々しさと、
青々しさが新鮮である。

神道が、大切にする四つ
浄く、明るく、正しく、直く
にすごく適している樹木
が、「松」と思う。

門松(かどまつ)とは、正月に       
家の門の前などに立てられる
一対になった松や竹の正月飾
りのこと。松飾りとも言う。

古くは、木のこずえに神が宿る
と考えられていたことから、
門松は年神を家に迎え入れる
ための依り代という意味合いがある。

神様が宿ると思われてきた
常盤木の中でも、松は「祀る」
につながる樹木であることや、
古来の中国でも生命力、
不老長寿、繁栄の象徴とされ
てきたことなどもあり、日本でも
松をおめでたい樹として、
正月の門松に飾る習慣となって
根付いていった。                    

             
能舞台には背景として必ず描か
れており(松羽目・まつばめ)、
日本の文化を象徴
する樹木ともなっている。

竹の先端部の形状は、斜めに
切った「そぎ」と、真横
に切った「寸胴(ずん
どう)」の2種類がある。

「そぎ」は徳川家康が始めたもので、
徳川家康の生涯唯一の敗北として
知られる「三方ヶ原の戦い」(1572年)
のあと、対戦相手の武田信玄に対して、
次は斬るぞという念を込めたのが
始まりという説がある。

松飾りの中でも、鏡餅に         
飾られたもの、酒樽に
飾られたものかっこが
よく、神様が宿るのを
感じる。

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