2014年1月10日金曜日

『耳は二つに口一つ』

『耳は二つに口は一つ』とよく聞く。神様の決めた自然の摂理として、話をする口は、一つで、相手の話を聞く、耳は二つあるのは、自分から話すよりも相手の話を二倍は聞くのだよと言う教えは、よく母に言われた。 

先日読んだ、本の中に、この言葉の先に、『耳は、口よりも上についている』
と言うのが、ある。
世の中には話上手の人は多いが、聴き上手の人は意外と少ない。

だが、人に感謝され、好感を持たれる人というのは、
圧倒的に聴き上手な人が多い。
もちろん、己の肥やしとなるのも、話し上手ではなく
聴き上手である。

「聴くこと」についての調査結果も載っていたので紹介しておく
1.人は聴く能力を四分の一しか働かせていない。
2.記憶力は十分の一しか働かせていない。
3.聴いたことは八時間以内に半分以上忘れてしまう。
4.後で思い出すきっかけがなければ、聴いたことの95%は忘れてしまう。
5.自分が忘れっぽいとは思っていない。

これらを、時間的に分析してみると
1.管理職は一日のうち四時間を聴くことで費やされる。
2.耳に入るのは正味二時間分である。
3.ちゃんと聴いているのは一時間分である。
4.理解するのは三十分分である。
5.信ずるのはたかが十五分分である。
6.覚えているのは八分間以下である。

思いあたることもあるが、やはり、会話を楽しみ聴き上手になる
努力をする必要がある。
話の途中で相手の話を遮らないで、「ええ」や「なるほど」
など相槌を入れながら、「メモを取り」話を聴こう。
そして自分の成長の為に聞き上手になろう!

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