2014年1月11日土曜日

道を深める(仕事は道の追及)

道を深めるという話を聞いて
感動した。イチロー選手の言葉に、

「小さなことを積み
重ねることが、
とんでもないところ
へ行くただ一つの道」

というのがある。本当に、あんな
偉業を達成した人も、私達と同
じように、毎日の努力の積み重ね
の賜物なんだと、感動した。

その毎日することも、義務と言う感じでやるよりも、習慣として、続ければ、
一日三度の食事をするように、当たり前のように続けることができれば、
続けやすい。この事を考えると、自分が自分自身に克つことが大事なのだと思う。

『中庸(ちゅうよう)』にある、
「悠久(ゆうきゅう)は物を成すゆえんなり』
続けることが、大切なのである。

二宮尊徳の言葉も書くとすると
「忠勤(ちゅうきん)を尽くして至善(しぜん)
と思う者は、忠信にあらず。
忠勤を尽くして報徳(ほうとく)と思う者は忠信なり。」

※ 「忠実に勤めて、善いことをしたなあと思う者は忠信とはいえない。
   忠実に勤めて、受けた恩に報いたいと思う者は本当の忠信である」

つまり、実は、「成功した人」と言うのは、他人の評価で、自分自身は、
自分に厳しくして、コンスタントに継続の努力をし、自分自身で評価をする
のではなく、真面目に、感謝の気持ちを持って、継続していると
やがて、周りの人が、「成功」と認めてくれる領域に達する。それが、成功なんだ!

最後に私の大好きな、明治天皇御製の句
『大空にそびえて見ゆる高嶺にも
 登れば 登る 道はありけり』

一歩、一歩を大切に継続する。それが、
道を深めて、高いところに行ける唯一の道。

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