2014年1月15日水曜日

「和食」を構成する四つの要素。

ユネスコの無形文化遺産に登録
された、「和食」。それは日本が
守るべき「日本文化」である。
「和食」を改めて、勉強する。

『和食を構成する四つの要素』

一つは、「食材」
四季が明確で雨が多い、温帯に
属する日本。その気候を生かして
収穫される農作物は稲を中心に、
野菜や山菜、きのこなど多様化
また、日本は黒潮と親潮がぶつか
ることで豊かな漁場となる海に          
囲まれている。そのため魚種が
多く、魚食文化が育まれた。

二つは、「料理」
水を豊富に使えることで発達した
蒸す、茹でる、煮るなどの
調理法や、種類豊富な魚を処理
するのに適した庖丁などの調理
器具、そして野菜と魚介中心の
食事をおいしく食べるために工夫
されただし(出汁)などが、「和食」
の料理を支えている。

三つは、「栄養」
和食は比較的低カロリーで、各種
の栄養素をバランスよく摂取しや
すい。

                        
四つは、「もてなし」             
お客様を大切に迎える心持ちは、
単なる客に対するサービスだけ
ではない。料理を味わい、床の間
のしつらいや食器などを鑑賞する
ことで客も主人をねぎらうのである。
「いただきます」「ごちそうさま」
と感謝することから、もてなす側
も満ち足りた心になる。

箸づかいやふるまい、季節や思い
を演出するしつらいと、それを鑑賞
する態度。食事のマナーや食の場          
に施された趣向を理解し、お互いを
思いやる心が、「和食」の精神である。

毎日頂いている和食でありながら
普段考えている以上の無形有形
の文化が残っている「和食」
これは、普段の婚礼の仕事
おいても共通すること
である。大切に勉強し、
継承したい文化である。







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