神前式のお手伝いをしていると、新郎の羽織に
家の紋、家紋を付けます。 新婦様は、沢山
選べる着物があるのに、対して新郎の大事は
家紋のように思います。
家紋は普段はあまり気にしていないけれども
結婚式の際に、写真に残せるまた自分の家の
ルーツでもある家紋を調べ、その家紋を羽織
に付けるのは、よいものです。
神社の紋章を神紋(しんもん)と呼びます。
神社の標識として社頭に掲げられること
が多いです。
祭神に関する伝承や、鎮座地、社名、神職の
家紋などによって定められる。
だから、神紋で神社の歴史を一部知ること、
勉強することもできます。
神紋の出現は家紋の出現とほぼ同じ頃と
考えられている。 平安末期までに縁起に
まつわる神紋が一部の神社で用いられる
ようになった。
鎌倉時代にしだいに多くの神社で用いられ
ようになり、また家紋が神紋として取り入れ
られたり、逆に神紋が家紋となる例が出て
きた。
稲紋は、稲荷社が多い
巴紋は、八幡社が多く、一つ巴、二つ巴
三つ巴と種類がある。
菊紋は、皇室の紋章であるが、明治十二
年に官国弊社において使用が認
められてから、これを神紋とする
神社が急速に増えた。
桐紋は、豊臣秀吉が好み、各地の神社に
太閤桐を授けた。
葵紋は、徳川氏関係した神社が多い
二葉葵、三つ葉葵がある。
梅紋は、菅原道真が愛好し天神社に多い
桜紋は、護国神社に多い
藤紋は、藤原氏の氏神社である春日大社
に多い、
東京十社で有名な品川神社は、葵紋である。
これは、関ケ原の戦いにおいて、戦いに向か
う前に、品川宿のご祭神品川神社において、
戦勝祈願をし、勝利した徳川家康より
ご奉納頂いた「あかめん」と葵の紋が、
神社の歴史を後世に伝えるのだと思う。
それにしても、神紋は、綺麗で、
日本文化の美しさを感じます。
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