2015年1月30日金曜日

むすび

「結び」という、結婚の「結」は、神道に
おいて、大切な言葉です。

日本のもっとも古い書物と言われる、
『古事記』の中に日本の神話が描か
れております。その神話の一番最初
の部分にこの「結び」の神様が登場
してきます。

「天地(あめつち)のはじめの時、
高天原になりませる神の名は
天之御中主神
(アメノミナカヌシノカミ)」
続いて高御産巣日神
(タカミムスビノカミ)が、はるか
天空から下へと大きく広がって現れ
る。世のすべてのものを生みだす
知恵の光を放ちながら。
また、神産巣日神(カミムスビノカミ)が、すべてのものを育て
る愛のぬくもりを放ちながら、深い海の底から広がりあがってくる。

高御産巣日神も神産巣日神も、あまりにも大きいので、だれも見る
ことはできません。

この『古事記』に、最初に出てくる三柱の神々、「産巣日(むすひ)」
「結び」の神々から総てが生み出されてくるのです。

「むすひ」に、「お」を付けると「おむすび」、日本人が大好きな、
「おむすび」は、お母さんの手のひら=掌(たなごごろ)で、
お米とお米を結んで作る。 結んだお米、おむすびは、美味しい。

ここに、産巣日の神の「知恵」と「愛の温もり」が沢山
詰まっているエネルギー満タンです。

今日は、朝から雪!
さあ、頑張っていこう!





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