日本人が大切にしてきた、
「やまとことば」には、一つ
一つの字に言魂が宿って
ます。勉強すれば、とても
面白く、『古事記』を読み
込んでいく中で大切です。
大国主命の国造り神話の
中で、少名毘古那神が、
急に見えなくなった後、
現れた「おひかり」の神。
この神は、大国主命の
「幸御魂、奇御魂(さき
みたま、くしみたま)」と
も呼ばれる大物主命。
「おひかり」の「お」は、「御」であり、「ひ」は、「ひつぎのみこ(日嗣の御子)」
「ひじり(聖)」、「ひもろぎ(神籬)」、「むすび(産霊)」、「ひこ(比古)」、など
に現れているところの「ひ」です。
一文字一文字、とても意味があり、力を感じます。これを言葉に発した時に
言魂を発するというのがわかります。
日本という国は、神ながらの国、完全な「おひかり」の国です。
本居宣長の和歌
しきしまの やまとごころを 人とはば
朝日ににほう 山桜花
西行法師の和歌
何ごとの おはしますかは しらねども
かたじけなさに なみだこぼるる
読めば読むほど、日本人で生まれてきた事に感謝します。
0 件のコメント:
コメントを投稿