「風」 風は、どこにでも
すっーと入って行く事が
出来る。硬い金属の間
も、樹と木の間も。
風は、伏して入って
いくことから、へりく
だって柔順である。
下の者が上の者に順う
ことばかりをいうのでは
なく、上の者も、下の者
の感情や考えを尊重し
て、それを順わねば
ならない。
易経の言葉に、ある
「随風。君子
以って命(めい)
をかさね事
(こと)を行う。」
「君子は、風が相次いで
吹いて来るように、命令
を丁寧に反復してよく
理解させ、何度も何度も
良い風を送るのである。」
「風」を例えに、本当に
上手く表現してある。
私もそのように、気長な、温かい気持ちで、人を育てる事が出来るよう
になりたいと思う。随風(ずいふう)、、温かい、心地良い、風を
何度も、何度も 吹く、吹かせるのである。 その風は、届いているのか
確認しながら、時には強く、時には、優しく、吹かせるのである。
論語の言葉にも、ある。
君子の徳は風なり、小人の徳は草なり。
(君子(為政者)の徳は風で、小人(人民)の徳は草です。)
草、之に風を上(くわ)うれば、必ず伏(ふ)す。
(草に風をあてれば必ずなびきます。)
君子は、その至誠の気持ちを以って、志、夢を以ってブレることなく、
人徳の温かい徳のある風を吹かせ、
青々と生き生きと、生い茂る「草」、部下、家臣に風を吹かせると
風は、草の上を通りぬけ、必ず理解して、同じ方向へ、向かい、
共に進むことができる。のである。
さあ、、今日から三連休、がんばろう!!
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