2014年8月24日日曜日

つながり

私が、小さい頃より母とよく参拝した  
神社に奈良の三輪さん、大神神社
があります。今でも、何かあったら
ふと、行きたいな、と思う場所です。

三輪さんは、ご神体が、三輪山
山が、ご神体です。
参拝に行くとその山、自然全体に
包まれるように感じるのです。

そして山、自然から清らかな力を
頂き、本来の素直な自分が現れ
活力、気が高まります。

本当に不思議な場所、
ありがたい所。             

三輪神社をふと思い出し、神道に
ついて考えてみると、先に勉強し
た言葉を思い出します。

西洋では、神と祖先、人間と自然、
宗教と化学というようにあらゆる
ものを分離し、対立させてとらえる
が、日本では、すべての
ものを包容的に、総合、
調和、生成発展的
に見る考え方が強い。

神道の世界観、人間観、自然観
の特徴は、ここにあるのだと思う。すべてのものを自分に対立するもの
と見ないで、お互いは生かし合い、伸ばし合い分けあい、
すべてはつながりを持つ存在だとする。

則ち、これらすべてのものは、お互いに寄り合って生きている事実を
素直に認める。ここに神道を「つながり」の信仰と解する考え方がある

日本人は、この「つながり」を大切にし、すべてが神として、感謝し畏れてきた。

目に見えるものと目に見えないもの。目に見えないものから「気」として
感じ取るのである。意識は、限りなく下の丹田に落とし込み、
呼吸を整え、目をつぶると「気」に囲まれている。自分もまたその「気」の
一部なのである。

ここに明治天皇御製(明治四十年)を思い出すと、
目に見えぬ 神の心に 通ふこそ 
人の心の  まことなりけれ

まさに、人の心の中に全てがある。

さあ、、爽やかな朝! 今日も張り切ってがんばろう!

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