2014年8月2日土曜日

和魂洋才

昨日、ふと考えた事、日本の歴史
は、「和魂洋才」で発展してきた
ところが、大きくある。
「和婚洋才」とは、日本人の古来
からある精神を大切にしつつ、
西洋からの技術を受け入れ、
両者を調和させ発展させていく
という意味。 聖徳太子の時代
は、西洋というよりも、遣唐使、
遣隋使の言葉の通り、中国大陸
からの技術を受け入れてとなる
と思うし、江戸の幕末から明治
維新の近代化には、まさに西洋
ヨーロッパからの技術の受け
入れと考える。

受け入れて来た技術というのは、様々で生活におけるもの、農業の発展を
助けるもの、馬に代わる蒸気力であるなど、様々であるが、
「和魂」という、日本人の古来からある精神とは、どのようなものだったのか?

その精神こそが、人間学につながる本学であり、道徳なのかもしれない。
日本人の大切にしてきた道徳は、『教育勅語』の十二徳が、よく分かる。
明治天皇が、明治維新後、明治23年(1890年)10月30日に出された
『教育勅語』から言葉を選び出された十二徳である。

・「孝行」 :子は親の孝義をつくしましょう。
・「友愛」 :兄弟、姉妹は仲良くしましょう。
・「夫婦ノ和」:夫婦は、いつも仲睦まじくしましょう。
・「朋友ノ信」:友達は、お互いに信じ合ってつき合いましょう。
・「謙遜」 :自分の行動をつつしみましょう。
・「博愛」 :広くすべての人に愛の手をさしのべましょう。
・「修学習業」:勉学に励み、職業を身につけましょう。
・「知能啓発」:智徳を養い才能を伸ばしましょう。
・「徳器成就」:人格の向上につとめましょう。
・「公益世務」:広く世の人々や社会の為になる仕事に励みましょう。
・「遵法」 :法律や規則を守り社会の秩序に従いましょう。
・「義勇」 :正しい勇気をもぅてお国の為に真心をつくしましょう。

読めば読むほど、大切な言葉である。
大切な日本の心、精神、道徳が詰まっています。
戦争という大きな世界の流れに巻き込まれ、戦後に良いものが
消滅しつつある。もう一度、良い教えは、掘り返し伝えて行きたい。

今日も頑張ろう!

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