2014年2月9日日曜日

息子・娘に秘められた、「神道」にも関係する話

息子と過ごした、大雪の夜、首都圏
の大雪は、36年ぶりの25cmと
言っていましたが、良い思い出とな
りました。 そして、相変わらずの
息子話、一昨日の金曜日は、家内
が夜遅く、夕食を私と息子三人の
男四名で頂きました。 その時、
びっくりしたのご、一回の夕食
五合焚いたご飯が、空っぽ、、、
これが、息子の育ちざかりか、、
一番下の7歳が今の長男14歳に
成った時、おそろしいーーー
そこで、今日は、神道にも関係
する息子と娘の話。

親は子供を息子・娘と呼びますが、ふとなんでかな?と興味を持ち、調べてみました。

このことばは「むす・こ」「むす・め」と分解でき、「むす」とは、「生す(むす)」
や「産す(むす)」の字が当てられ、発生する、うまれる、はえるとの意のようです。
「苔むす」といえば、語感がよくわかる。

「こ」とは、子供、小さい者、親愛なる者の意で、子・児の字が当てられます。
「め」とは、お(男)に対する語で、女性を示し、女・雌・妻などの字が当てられます。

春になり、慈雨がしたたると、万物が一斉に芽吹き、自然の胎動が始まる。
その根本の力を古代ムスヒ(産霊)と表現してきました。万物を生みなす
霊力のことで、このはたらきによって、植物も動物も、人間さえも生まれて
くると考えられていました。

『古事記』の最初に、世界の始源の表現があります。

天地(あめつち)の初発(はじめ)の時、高天原に成りませる神の名は、
天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)、次に高御産巣日神
(たかみむすひのかみ)、神産巣日神(かみむす
ひのかみ)此(こ)の三柱(みはしら)の神は、並独神(みなひとり
かみ)、成り坐(ま)して、身を隠(かく)したまひき。

ここに最初に出現した神々を、天之御中主神すなわち天の中心にいる
あるじの神と、高御産巣日神および神産巣日神すなわち「ムスヒ」の神
と伝えています。この神々こそ万物生成の根源と考えられた霊力を
意味する神です。
『古事記』において、世界の根源、万物の始源
に「ムスヒ」のはたらきがあると伝えられています。
「むす・ひ」の「ひ」は、日・霊の字が当てられ、
「太陽のもつすぐれた力に対する信仰から生ま
れた観念」とされています。

産霊(ムスヒ)の信仰は、太陽のもつ限りないエネ
ルギーに対する感謝、信仰があるのだと思います。

そんな生霊(むす)子を大事にしないと、、

本当に、昨日は、家族で大雪の体験、生涯忘れない思い出です。

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