2015年1月22日木曜日

大寒禊

先日20日は、明治神宮にて、大寒
の禊でした。指導してくださった道彦、
助彦先生の朝のご挨拶にもありま
した、神職にとって、この大寒禊は、
年末年始の神社社務が一段落した
頃であり、実際の年の瀬の大祓いな
のです。

本当に、そうだ!と思う、夏の御岳山
での禊は、夏越しの大祓の後にあり、
半年に一度、罪穢れを清らかなお水
を頂き、魂を磨き明日からの神明奉仕
に向かえる節目の神事が、禊である。

昨年の大寒禊の日は、雪がちらついていたが、先日20日は晴天。
少し風が冷たかったが、禊の前に行う鳥船の間に、身体が
温まった、鳥船の間、参加者全員の掛声があう、鳥船の
掛声が続く中、皆んなでこのように声を出し合い一緒に出来る
から、大寒の寒い中でもやれるのだ!と、参加出来ている事に
感謝しながら、鳥船の声を出す。

天津神、国津神たち
みそなわせ  おもいたけびて
我がなすわざを

遠つ神 固め修めし
大八洲( オオヤシマ) 
天地共に永遠(トハ)に栄えむ

朝夕 ( あさゆふ ) に 
神 ( かみ ) の 御前 ( みまえ ) に 
禊 ( みそぎ ) して 
皇 ( すめらが ) 御代 ( みよ ) に 
仕 ( つか ) へ 奉 ( まつ )らん

鳥船の掛声の間に挟むこれらの
禊神歌が、明治神宮の緑に響きわたり、草木土が聞いているように
思う。澄みきった中、参加させて頂いている事に、感謝する。

禊のお水を頂いた後、白装束で、整列し、明治神宮様の大前に
進み正式参拝をさせて頂く、この際の太鼓の大きな音が、
身体に響き、節目を頂く。

心身共に健康で、また来年参加出来ますように、
一年間また、頑張ります。


0 件のコメント:

コメントを投稿