今日は、妹会社の大切な社員の
結婚式にあたり、乾杯の大役を
頂きました。
日頃、結婚式のお手伝いをさせ
て頂いている人間としては、
自分の身内の結婚式に参加を
させて頂くことほど嬉しい事は
ないのです。
結婚式、神道は、産巣日=結び
を大事にしています。
違った環境で育った男女の二人
がお互いを認めあい、夫婦となり
家族を作ります。
そして、結ばれた両家の親や
兄弟姉妹は、挙式の後は、新郎新婦を縁に親戚となります。
結ばれた夫婦が家族、家を築いて行く中の教えで私のもっとも
大切に思っている言葉を祝辞として送ります。
『積善之家必有余慶。』
積善の家には必ず余慶(よけい)有り。『易経』に出てくる言葉です。
「積善の家には必ず余慶(よけい)有り。」という部分を現代語に
意訳すると、「善(よいこと)を積み重ねた家では、その恩恵が
子孫におよぶ。」というようになります。
「善」を善(よ)い行いと解釈すると、人に対して親切であったり
助けになったりして、相手から感謝されるような行いが「善」で
あるように思われます。
そして、ここで言う人とは家族ではなく他人様を指すもので、
「家族以外の人にまでも善意を持った行いをしていれば、
それが積み重なって、自分自身の子供や孫の代にいたっても
幸福に恵まれる」ということを説いていることになります。
これは、すべて夫婦の二人からスタートして、築いていくもの
です、結婚式においても二人だけでは出来ないこの結婚式
沢山の方のサポートを頂きながら、お祝いされる。
今後、このゲストの方々と末永くお付き合いをしながら
学びそして恩返しをしていく。それが、「家」を作り上げる
ことなのだと思います。そしてその家は、代々と繋がる。
良い行い、徳を積む行いをすると、子孫にまでつながり
幸せになれる教えです。
本当に、幸せになって頂きたいと思います。
今日も一日頑張ります!
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