2014年12月28日日曜日

一陽来復

一陽来復は、易経の教えで言う
陰陽の中において、ゼロとも言
える、出発点=冬至を過ぎて
始まる、「地雷復」の時である。

右の図のように、一年間の12
ヶ月の動きを新暦、旧暦で表す
と時期としては、新暦の12月
下旬から1月下旬となる。

つまり、冬至を過ぎての今頃
が、一陽来復の時期
になる。

陰陽の考えで、太陽の日照時間が逆転して、陽の時間が漸次
(ぜんじ)に長じて来る時。これは、自然界においても、秋に
収穫された後、大地の中で養分が貯えられて行く時期になる
春には、種を植えて植物を育てて行くための、土壌作りの
時期になる。

易経のテキストを少し引用する、

1.道を踏み外しても遠くまで行かずに、過ちに気づき、正しい道
  に復(かえ)ることが大事である。

2.正しい道に復(かえ)り、善い心が芽生えれば、幸せを得る。

3.自ら「自分自身の非」を知り、徳を磨いて世の中に貢献する。
  正しい道に進む。

地球は太陽の周りを回り、それにより四季がめぐり、日時が進む
四季の中で、植物が成長成熟し、人や動物は、それをエネルギー
とする。人はそのエネルギーを摂取するために社会を構成し、
活動を行う。 活動する中で、動物的肉体的にエネルギー循環を
行うと共に、精神的向上を求め、勉強し経験を積む。

そんな一年、一年を過ごす中で、この大地の上において、
天と地の恵を頂きながら、徳を積んで行けるようになりたい。

一陽来復、地雷復と言う時は、一つの節目
頂いた後に、「自分の正しい道」を知り、新た
なステップを確認し、進む事が大事だと思う

常に天は見てくれている、「自分の正しい道」、
『天命』に進もう!

今日は、平成26年最終営業日、12月の大安!
今日の神前式、大切な方からリクエストを受けて、神職としてご奉仕
させて頂きます。 心の温まる素晴らしい結婚式となるよう
つとめてきます!

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